なんとなく気になってしまったので、本を片手に太陽と月と影のうつろいを観察してみることにしました。

太陽に代わって月が姿を現すと、先ほどとは逆の西側に向かって長い影が落ちました。月が昇るのに従って、だんだんとその背を縮めながら西から南・東へとまわりこんでいきます。

そのまま東へと背を伸ばした影は、やがて再び薄くなり消えてしまいました。日の出を待てば、西へ伸びるのっぽの影が現れてふりだしに戻るはずです。
当たり前すぎて普段気にかけることはあまりないのでしょうけれど、たまにはゆっくりと廻る影を眺めるのもよいものです。

ビスク東からレクスールへ出てすぐの門前は、月と日の出を目の前で見る事の出来るお勧めスポットの一つ。小高い丘の合間から月が顔をのぞかせます。